当院の歯周病治療
歯周病は、30代以上の日本人のうち約8割がかかっていると言われています。もはや、「国民病」と言えるでしょう。豊平区の歯医者「南平岸駅前歯科」では、入念な検査によって「プロービングチャート」を製作し、患者様と一緒に治療・改善を進めていきます。これは、患者様にご自身の症状を理解して頂き、治療の度に改善を実感できるようにするためです。この取り組みが、健康的な歯と歯茎の状態を維持することにつながります。
入念な検査で
患者様と一緒に治療・改善を行う
歯周病検査では、歯周ポケットの深さや出血の有無を確認して、歯周病になっているかどうか、そして進行具合を確認します。検査結果は数値化して、イラストの入った「プロービングチャート」というシートにまとめてお渡しします。その後、数値についてご説明しながら患者様と一緒にイラストを見つつどのように治療を進めるべきか話し合い、ご納得頂いた上で治療を進めていきます。
歯周病を治療・改善するためには、患者様の積極性が大切です。当院では、スタッフ一同で患者様がモチベーションを高めて頂けるようにサポートしますので一緒に治療を進めていきましょう。
見て分かる歯周病のリスク
「プロービングチャート」
当院独自の「プロービングチャート」は、歯周病の進行具合や歯周ポケットの深さなどの検査結果が、数値で記載されたものです。歯周病治療では、歯科医院での治療とご自宅でのケアを繰り返していくことで、この数値を正常化させていくことを目的としています。
徐々に理想に近づいていく数値を見れば、患者様ご自身も良くなっていることが実感でき、治療のモチベーションアップにつながるはずです。
患者様の進行度に合わせた
歯周病治療
歯周病の進行が見られ、プロービングでの出血（BOP）と4mm以上の深さがある歯周ポケットがあった場合に治療をご提案しています。歯周ポケットが非常に深い、または歯周病が重度に進行している場合は、当院にて外科手術も対応可能です。治療時には麻酔を行って痛みを和らげるので、歯周病でお悩みの方はぜひご相談下さい。
軽度の歯周病は
歯科衛生士によるスケーリングで対応
軽度の歯周病では、歯科衛生士が専用の器具にて丁寧にスケーリング（汚れの除去）を行います。歯茎の炎症を起こす原因となる歯肉縁上に付着した歯石やプラークを徹底的に除去し、症状の進行を食い止めてお口の状態を改善します。
歯茎の中を掃除する
歯周ポケット掻爬術
歯根の表層にあるセメント質に付着した歯石やプラークを除去する治療が、歯周ポケット掻爬（そうは）術です。歯周ポケットの深さが4～5mmある中程度の歯周病に対して行われます。歯茎に麻酔を行って汚れを除去後、炎症を起こしている組織を取り除き、汚れが溜まりにくい状態にすることで健康な状態へと改善させていきます。
進行した歯周病は歯茎を開く
フラップ手術
歯茎を切開して歯根面を露出させ、そこに付着しているプラークを徹底的に除去する治療法です。さらに歯槽骨の清掃と汚染された歯茎の組織を除去することで、歯茎を健康な状態に導きます。歯周ポケットの深さが6mm以上で歯周病が重症化しており、スケーリングでは改善できないケースで行われます。
肥大・増殖した歯茎を切除する
歯肉切除術
歯肉切除術とは、歯周病が原因で肥大・増殖してしまった歯茎を切除する外科手術です。歯茎が肥大してしまうと、歯周ポケットが深くなり清掃性も著しく低下します。その結果、歯周病をさらに進行させてしまう可能性があるため、切除が必要となるのです。治療後は清掃性が高まり、歯周病の症状も徐々に改善されていきます。
なるべく痛みの少ない
歯周病治療を心がける
歯周病治療では、必要に応じて痛みを抑えるために麻酔を行います。当院では細い針を用いることで、注射の痛みも緩和させるのでご安心下さい。また、歯科医師歴37年以上の経験と実績を持つ院長が効果的に麻酔を打ちますので、効きにくい場所でもしっかり効かせることが可能です。なるべく痛くない歯周病治療を希望される方はぜひ当院にご相談下さい。
再発しやすいからこそ
治療後のメインテナンスが大切
歯周病は再発しやすい病気です。治療が終わったと安心して歯医者に行くことをやめてしまうと、再発してしまい以前より悪い状態になってしまうこともあります。
歯周病は悪くなる前に予防することが大切です。治療後も当院にお越し頂きメインテナンスを続けましょう。患者様が、いつまでも笑顔で過ごして頂けるようにサポートします。